試練が続く全日本ダートトライアル

みなさん、こんにちは。
昨日は「輪島市門前モータースポーツ公園」にて
『全日本ダートライアル選手権 第4戦』が開催されました。

北海道での戦いから3週間弱。
前回よりもトラクション方向に振ったセットアップが
テスト走行で好感触だったこともあり、
念願の今シーズン初優勝に期待がかかりましたが・・・
一本目は2位というタイムをマークしたものの後半にドライビングミス、
二本目はコーナーへのアプローチで
3速にシフトダウンしてアクセルを開けたのですが
なぜか4速のままだったことから失速して大幅タイムロス。
トップタイムをマークすることができず、
結果は「4位」に終わってしまいました。

「前回の北海道でのリヤのトラクションを高めたフィーリングが良かったので、今回はフロントも見直して前後バランスを整えて挑みました。これまではドライビングしやすさをメインに路面やコースに応じたセットアップを施していたのですけどタイム的にプラスとなる幅が少ないので、ドライバーがマシンに合わせて性能を余さず引き出せる方向へシフトしています。ただ、方向性自体は間違っていないのですが、今回は僕のメンタル面で結果を残せませんでした。勝たなきゃという焦りから攻めすぎてカバーしきれない部分があったりして、自分との戦いになっていますね。全8戦中4戦を消化して、シーズンも折り返し地点。無理に攻めすぎず、守りすぎずのスタンスで次戦へ挑みます。」(炭山義昭)

このように今シーズンは炭山への試練が続いています。
とはいえ、それこそがモータスポーツの厳しさであり
長年チャレンジし続けているダートトライアルの魅力なんです。

次こそはマシンとドライバーのポテンシャルが最大限に引き出せるよう、
気持ちも新たに頑張りますのでご期待ください!