天候に泣いた第5戦・サーキットパーク切谷内

みなさん、こんにちは。
先週末は『全日本ダートトライアル選手権 第5戦』が
青森県の「サーキットパーク切谷内」で開催されました。

今シーズンは開幕戦で2位を獲得し、
以降3位、2位、4位と
結果自体は悪くないものの・・・
優勝から遠ざかっています。

そこで、今回はシーズン中ですが
新たな進化を果たして優勝を狙いべく、
TEINの「EDFC ACTIVE PRO」と
スロットルの電子制御化という大幅アップデートを敢行!
マシンもドライバーも万全の体制で青森へと乗り込みました。

気になるアップデート効果は想像以上に高く、
公開練習の土曜日は1本目からベストタイムをマーク♪
2本目にドライブシャフトのトラブルが発生したものの、
「本番でなくて良かった」と気持ちを切り替えて日曜日へ挑みます。

そして、迎えた注目の1本目。
心配された台風の影響もなくドライ路面ということもあり、
「SPスポーツ 91R」をチョイスしてスタート。
若干ドライビングミスがあったために
トップタイムはマークできませんでしたが、
マシンのコンディションは万全で
2本目の逆転優勝を狙って集中力を高めていきました。

ですが・・・
ここで想定外の邪魔をしてきたのが突然の雨。
N2クラスが走行している頃からシトシト降り出し、
Dクラスが走行する頃には
下は硬質で上がルーズというウェット路面になってしまいます。

もちろん、路面コンディションを踏まえて
用意していた「SPスポーツ 91R」から
「DIREZZA 87R」へと履き替えましたが
ウェット路面でのタイムアップは厳しく
1本目のタイムのまま「2位」で第5戦を終えました。

「今回は車速ギヤに応じた最適な開度でトラクションを高める電子制御スロットル、Gや車速などで減衰力をリニアに変化させるテインのアクティブプロを新たに投入し、思っていた以上にフィーリングも良かったのですが、残念ながら結果へと結びつきませんでした。毎戦上位に位置しているとはいえ、やはり欲しいのは優勝の二文字。ポイント的にもシリーズチャンピオンを狙うには後がない状態となってきていますから、新たな進化部分の煮詰めと安定したベストドライビングで好結果が報告できるように頑張ります」
(炭山義昭)

というわけで、第5戦が終了し、今シーズンも残すは3戦。
ホームコースである「オートパーク今庄」での第7戦へ勢いをつけるためにも
8月3日に長野県「モーターランド野沢」で開催される第6戦で
ぜひぜひ好結果が欲しいところですね。

今シーズンは試練の一年ともいえる状況ですが、
毎戦全力で挑んでいる炭山へのご声援、
引き続きよろしくお願いいたします。